CANTUS ANIMAEでソプラノを歌っているあんひろです♪
合宿の記事を書きましたのでご覧ください(^o^)/
大人数で歌うのも楽しいけど、やはり少人数でのアンサンブルは楽しい。
メンバーのことをより身近に感じる。
自分の声と、それぞれのメンバーの声を聴くことができる。
2011年10月9日~10日、山中湖の宿泊施設にて【2日間のアンサンブル合宿】が開催された。
30名を超える人数で歌っている混声合唱団CANTUS ANIMAEのメンバーが4つのチームに分けられる。
先生が選んだ「課題曲」と各チームで選んだ「自由曲」を2日間みっちり練習し、2日目の午後に行われる団内のコンクールに臨む。
自由曲の選曲に制約はない。
一例として、私たちの班はEric Whitacre(エリック・ウィテカー)作曲の”With a Lily in your hand“を選んだ。
(マドリガル等も候補にあがったが、普段のCANTUS ANIMAEの活動ではあまり縁のなかった作曲家に取り組んでみようという理由での選曲だ。)
私は、今回の選曲で初めて”With a Lily in your hand“を聴いた。
変拍子や、テンションの入った和音が多様されたかっこいい曲。
声をパーカッション的に使っている部分、旋律的に聴かせる部分、3連符で和音を行ったり来たりしてゆるやかなビブラート効果(揺れ)を作る部分などがある。
声を”楽器”としてバリエーション豊かに使っている。私はこういう曲が大好きだ。
演奏中、テンポ感を合わせる部分やキメの部分など、メンバーのShiro君(Ten.)が指揮を振ってくれた。
頭で描いている音楽を、明確にできるのはうらやましい。
私は、やりたい音楽を「指揮」や「言葉」で表現することが苦手で、伝わらずもどかしいことがある。
「指揮」・「演奏」・「言葉」、あと作曲もやっているので「作曲」でも・・ 少しずつ頭の中にある音楽が伝わる手段を高めていきたい。
2日間という短い間だったので「音程・アーテュキィレーションについてはもっと緻密に作っていきたい。譜持ちでなく暗譜で演奏したい」という心残りはある。
だが、練習していくなかで、
「音楽の向かう方向(どの言葉まで?どの音符まで?)のコンセンサスをとる大切さ」、「音楽の向かう方向を決めたのなら、そこへ向かう時に音の緊張感が抜けないこと」など学ぶことがあった。
先生が到着される前でも、団員が意見を言い合って練習を進めていける雰囲気は貴重だと思った。
2日間の楽しい合宿で大学生時代にタイムスリップしたようで、翌日会社に着いて自分が社会人に引き戻されて驚いた。
(あんひろ)