CA編に引き続き、アンサンブル合宿~サル編~をお送りします。
CA編にも記載しましたが、今回のアンサンブル合宿は初の試みとして、愛媛県よりChorsal《コールサル》の皆様をお迎えし、合同合宿を行いました。どなたかにブログ執筆を~と依頼をしたところ、なんと、ご参加いただいた社会人メンバー6名の方から心のこもったご感想をいただきました!!
サルのみなさま、本当にありがとうございました♪ 全国大会@長崎で、ぜひまたお会いしましょう!
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ブログをご覧の皆様、はじめまして!
私たちは愛媛県松山市を拠点に活動しているChorsal《コールサル》、通称サルです!
我が団の指揮者である善さんがCANTUS ANIMAE(以下、CA)の団員ということもあり、今回縁あって、GWに湯河原にて行われたCAのアンサンブル合宿にサルメンバーも参加させていただきました。
6人の社会人メンバーが参加したのですが、折角ですので全員に感想を書いてもらいました。長文、駄文ではございますが、ご一読していただければ幸いです。
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〔アンサンブルMCK アルト ゆいちゃん〕
CA 合宿に参加させていただいて多くのことを学びました。そもそも、東京に行くのが人生で2回目?な状態で、歌うことよりも無事にたどり着けるかが心配で…。班長が善さんで、人見知りな私は少し気が楽でした。メンバーの方々がとにかく上手で終始圧倒されていましたが、ブレスのタイミングや子音の入れ方、相手に言葉が伝わるような発音の仕方など多くのことを学ぶことができました。言葉が聞き手に伝わらないと曲が伝わらない、そのためにどのようにしたら良いのか、一人ひとりが意見を出し合い、曲ができあがっていくのがとてもおもしろかったです。今回、合宿に参加させていただいて本当に勉強になりました。アンサンブルの極意を実感することができたように思います。今回学んだことをコールサルに還元して、さらにレベルアップしていきたいです。
〔チーム郷愁 テノール ぺーさん〕
私はSぽんさんの「チーム郷愁」で、武満徹の「小さな空」を歌わせて頂きました。
初対面の皆さんとの練習ということもあり、最初、人見知りな私は内心ビクビクしていましたが、いざ音楽作りを始めると、ここの和音決めたい、ここの曲想共有しよう、こっちの強弱、あっちのフレーズ…と、お互いに練習したい事は尽きず、気付けば本当にあっという間の練習でした。特に「小さな空」は細かな強弱のグラデーションが難しく、正しく歌えること以上に、一つ一つの要素により繊細な音楽作りが要求される曲のため、ひーひー言いながら苦戦していました。また和音では、テノールの7度・9度での決めが重要なのですが、特に僕が7度・9度のイメージをなかなか正確に掴めず、ご迷惑をおかけしました。次回は長崎の全国大会でお会いできるよう、精進します!充実した楽しい時間を、本当にありがとうございました!
〔DATOU NOROI ベース ひがちゃん〕
コールサルでBASSをしております、檜垣です。合宿ではMariさまのチームで参加させて頂きました。CAの皆様との合宿は刺激的!これにつきました。励ましあいながら、また、お互いに指摘しあいながら曲を作っていくということのすばらしさを再認識できたと感じています。
最初はなかなかうまくいかない所もありましたが、次第に周りと息をあわせていくことができていったんじゃないかと思います。そして、なにより初めて会う人たちでこのような音楽作りができたことが本当に嬉しいです。それはきっと、皆様の中に求めるべき音楽の形があり、それを主張しあえることができたからこそだと思います。
貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとう御座いました。
〔シュッツ組 テノール/団長 ピンちゃん〕
私が参加させていただいたのは、通称シュッツ組。演奏した自由曲は、Das ist je gewißlich wahrでした。
豊富な知識と経験で練習を進めるスゴすぎる班長様をはじめとし、周りの方の上手さに圧倒されると同時に、歌い方などのアドバイスを丁寧にしてくださる優しさにも触れ、幸せな気持ちで練習していくことができました。
言葉の壁に苦戦を強いられながらも、子音のさばき方、フレーズ感の共有や音の関係性、掛け合いなど、様々な方面で曲を見つめ、向かい合い、考え抜き表現を練る、そんな練習でした。
アンサンブルをすること、そして、真剣に悩みながら曲と向かい合い、みんなとともに合唱をすること、その大切さを感じられるような合宿でした。今回の経験を生かして、コールサルを、愛媛の合唱を盛り上げていきます!ありがとうございました!
〔シロチーム アルト 尚ちゃん〕
思い返せば3月の初め。初めてメンバーの皆さんとやり取りしました。合宿までの2カ月、チームの皆さんが練習する2曲について情報をいろいろと書き込んでくださったのですが、半分も理解することができず、コメントさえも返すことができませんでした。アンサンブルで足を引っ張るのではないかと思い、正直、安易に参加表明したことを少し後悔しました。
そしていよいよ合宿当日。道中は不安と楽しみで何度も音の確認…途中爆睡したのですが…をしつつ湯河原に到着。不安と楽しみでいっぱいのなか、合宿がスタートしました。
いざ合宿が始まってみると、シロさんをはじめ、チームの皆さんがみんな優しくて、楽しく真剣にアンサンブルに取り組むことができました。隣の人の息遣いを感じて音楽をつくる…普段やっているようでやりきれていない部分をとことん追求できたと思います。同じアルトのほなみんさんとは初めて一緒に歌ったはずなのに、初めてではないような…とても歌いやすくそして助けていただきました。
本番では、たぶん今までのステージで一番緊張してしまい、終わってからも心臓がバクバクしてました。結果は5位でしたが、ジェズアルドをシロチームの7人で歌えたことは本当に幸せなことでした。
音を合わせることが楽しくてあっという間の2日間。得るものが大きすぎて、シロチームの皆さんはじめCAの方々には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
〔シャーロット・エリザベス・ダイアナ ソプラノ はるちゃん〕
私とCAの出会いは、2011年青森大会のこと。練習を見学させて頂き、一瞬で虜になったあの日から、富山、千葉、香川、と全国大会の度に練習に押しかけ(笑)はや4年。
遂に(?) 憧れの方々と一緒に歌えるチャンスに完全に舞い上がり、当日を迎えました。到着して見渡すと、談笑するCAの皆さんと、キーボード片手に必死なサルメン。これが実力の差!笑
チームの皆さんはとにかく素晴らしく、初めてとは思えないほどシックリ来て、びっくり。ひとりひとりが自分の中に持っている音楽を表現されていて、それが混ざり合いお互いに呼応する。とても心地よい空間でした。普段いかに耳を使えていないかを痛感しつつ、お互いに意見を出し合いながら進める練習はとても楽しく充実したものでした。曲の中で幾つかソプラノがきっかけになる部分があり苦労しましたが、本番はなんとか!?未熟な私を暖かく迎えてくださり、自由に歌わせて頂いたチームの皆さんには本当に感謝しています。
CAの皆さんに実力はまだまだ敵いませんが、歌を愛する気持ち、音楽に真摯に向き合う姿勢はきっと同じなんだと実感しました。これからも真摯に熱く音楽と向き合っていきたいと思います。またご一緒できますことを!最高の2日間でした。ありがとうございました。
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CAの皆さんにとって大事な団行事であるアンサンブル合宿。この行事に、若輩者で未熟な私たちを温かく受け入れてくださった器のデカすぎる団員の皆さんや雨森先生には本当に感謝しています。
ここに書ききれないほどの思い出と学びを愛媛に持ち帰り、Chorsal一丸となって、もっともっと上手くなっていきます。そして愛媛から全国へ、合唱界を盛り上げていきます!
かけがえのない時間を本当にありがとうございました!